59ROCK DIARY

59からROCKに生きる極楽(59ROCK)人生日記

小海町高原美術館

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本沢入口から過去に数回泊まった稲子湯を20年ぶりに眺め(今度泊まりに来よう!)、

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白駒池に向かってみましたが、駐車場待ちの大行列で一先ず麦草ヒュッテまで走って早めの昼食としました。f:id:yasu5969:20191009202133j:plain

揚げたて天ぷらの載ったうどんと具沢山のラーメンで温まり、次の目的地を考えます。雲が空を覆い、気温も低めです。

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混雑も予想される白駒池への気持ちが揺らぎ始めたその時、小海町高原美術館を見つけました。

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隣は昨晩の夕食時に勧められた日帰り温泉施設八峰(ヤッホー)の湯です。美術館の設計は安藤忠雄、決定です。峠を戻るように降りていくと青空が見えてきました。途中の産直販売所(食事も出来ます)からの眺めが美しい。

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りんごが安く、長野オリジナル品種である秋映(あきばえ。初めて知りました。試食が美味しかった)と国光を購入。程なく美術館に到着しましたが、広い駐車場が車でいっぱいです。温泉客?安藤忠雄らしいコンクリート打ちっぱなしの壁の造形と高低差を利用した導線と大きく取ったガラス面を巧みに組み合わせた素晴らしい建築です。

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展示は企画展のみで、北欧の灯り展です。所謂美術作品ではないのですが、何枚も重ねられたシェードからの反射光が綿密に計算されているなど、照明器具としての機能とシンプルながら高いデザイン性との融合が美しく見飽きません。

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自宅のダイニングの照明も展示されていて、これは全くの偶然ですが、見えない何かを感じます。我々以外には5人としか出会わず、のんびりと楽しむことが出来ました。更に外に出て中庭の方に回り込むと受付の人が是非行ってくださいと言っていた展望台が完全に独立してあります。

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上まで階段を上がると、美術館の向こうに八ヶ岳が綺麗に見えます(雲がかかっていたのは残念でしたが)。この景色のために安藤忠雄が設計して作ったのだそうです。

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中庭から見るとまた違う造形が現れます。

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小規模ながら居心地が良く色々な興味が湧いてくる良いところでした。もっと多くの人に訪れて貰いたい。となると駐車場を埋めている多くの車は、温泉目当てです。混雑している温泉も嫌ですし、9月から200円upの¥700と言うのも何か癪で、本沢温泉の硫黄臭を漂わせながら帰ることにしました。途中松原湖にちょっと寄ったら、良い写真が撮れました。

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いい旅でした!