小豆島
瀬戸内トリエンナーレ。小豆島へ初上陸です。岡山駅からバスに乗り、新岡山港へ。
ここからフェリーで小豆島土庄港へ、
次回は行きたい犬島を左手に見ながら進みます。
カドヤ胡麻油の工場が見えてきて、70分で到着。観光案内所の看板がアート。
中に入るとコシノジュンコの作品「SPIKE DRESS」がドーンと展示。自分がこのドレスを纏ったような体験ができます。
トイレもアートしています。
今日はマリンレンタカーで島内を巡ります。ガソリン込みの価格設定で乗り放題ですが、1日でそんなに走れないように思えます。給油の手間入らずは楽ですが。
土庄港のシンボル、チェ・ドンファの「太陽の贈り物」を鑑賞して出発です。
先ずはエンジェルロードへ。丁度干潮時とあって駐車場が混んでいて少し離れたところに駐車。干潮時のみ道が現れるいわゆるトンボロ現象ですが、砂地で歩きやすい。
干潮時前後1時間が道幅がベストのようですが、その分島の周りも巡れます。
近くの展望台から俯瞰できます。
カフェでエンジェルソフト。羽とトッピングは自分で付けます。
なかなかのロケーションです。ポストもエンジェルしてます。
ここから山の方へ向かいます。結構な山道を登り、四方台へ到着。大きな四角い天板?が展望台で海と山が望める絶景地、
正に四方台、他に誰もおらず景色を独占です。
更に登り有名な景勝地、寒霞渓へ。
ロープウェイでも上がれるためか賑わっています。急峻な山の岩肌が迫力です。
登山道や周囲の散策路もあります。紅葉の季節にロープウェイとハイキングを楽しみにまた来たい。山道を下り、福田港へ。お目当て梅本水産で昼食、お目当ては穴子丼です。
テーブルに店の娘さんが小学生の時にお店と家族と穴子丼のことを書いた作文が置いてあります。コンクールで壺田栄賞受賞とのことで、なかなからいい作文です。食べる前に暖かい気持ちになれました。
その穴子丼が到着。焼かれた穴子の香ばしい表面と引き締まった身がとても美味しい!来たかい有りです。
ここからアートの旅本番、海沿いに坂手港方面へ向かいます。案内所でもらったガイドとアプリ、道に設置されている作品と駐車場の案内看板で迷わず進めます。港近くの駐車場に止めて、坂を登るとビートたけしとヤノベケンジのコラボ作品「アンガー・フロム・ザ・ボトム 美井戸神社」。
水は決まった時間に流れていて、丁度よいタイミングでした。帰りは行きと違う細い道を降りて行くと、
なかなか雰囲気のあるところで。海を眺めながら飲める最高の場所です。が、今日は車なのでぐっと我慢してボトルを2本購入。あとのお楽しみです。
港まで降りてくるとお土産販売の建物の壁全面がアートしています。
その先にヤノベケンジの作品「スター・アンガー」。回転しています。
車で少し移動して駐車場に入れ次の作品へ。ローザ・バルバの作品「オーケストラビット」。
オリーブ畑に作られた散歩道を歩くと色々な声が聞こえてきます。その隣には松本勇馬+わらアートJAPANの作品「Leftover」。
オリーブ畑に巨大な豚とその子供たちが。子豚には座れます。
この地域一帯は醸造工場が沢山あり、醤油や佃煮などが作られています。次回は見学したい!
また車で移動し次のポイントの駐車場へ。人気の作品があるせいか、混んでいて係のおじさんが整理してました。清水久和の作品「オリーブのリーゼント」。
リーゼントのカツラが置いてあり被って写真が撮れます。近くに次に観る作品の制作現場がありましたが、作品を観てから行った方がベターです。
「ジョルジュ・ギャラリー」。正面のポイントに座ると金色の太陽が丸く浮かび上がっているように見える不思議な空間です。
離れたり横からだと円が繋がらず丸く見えません。1人ずつしか通れない狭い階段を途中まで上がると、2階には四角が白く浮かび上がる作品があります。
外に出ると雨が落ちてきています。
続いてハンス・オブ・デ・ピークの作品「静寂の部屋」。鑑賞人数に制限があり少し並びました。モノトーンで統一された幻想的な空間です。
待ちの列がかなり長くなっています。建物も歴史ある昔の小豆島醤油工業組合です。
駐車場の傍のトイレも作品です。島田陽の「おおきな曲面のある小屋」。
せっかくですので?用を足して、魔女の宅急便のような箒に跨ってフォトジェニックな写真が撮れる小豆島オリーブ公園を目指し、車を停めたものの雨のため断念し、次の作品へ急ぎます。展示終了時間が迫っています。展示場所の中山地区へ到着したものの近くの駐車場を少し探してしまいました。そして、棚田の先に見える竹で作られた巨大な作品、ワン・ウェンチーの「小豆島の恋」。
作品へ向かって坂を下り近づいていくと、その巨大さを改めて実感します。
中に入り、中央の部分には靴を脱いで上がります。
全てが竹で気持ちいい。素晴らしい作品です。
車に戻り、再度エンジェルロードへ行くと島への道は完全に消えて水路となっています。
ギネスにも登録されている世界一短い海峡を渡り、
レンタカーを返して土庄港徒歩1分のホテルにチェックイン。夕飯なのですがネット検索だと徒歩15分以上の店しかヒットせず、雨だし却下し取り敢えず外に出たものの見当たらず(素麺の有名店は夜営業なし)、別のホテルの1階のレストラン(夜は宿泊者の食事処)に何とか入れて、期待せずに頼んだ醤丼(海鮮丼)とオリーブ牛丼が美味しい!
昼間買えなかったお土産もロビーの売店で購入でき、当たりでした。外に出ると、胡麻油の香ばしい香りがします。カドヤの工場からでしょうか。夜の「太陽の贈り物」とキム・キョンミンの作品「再び・・・」。
ライトアップされた展示もよいものです。ホテルに帰り昼間買ったビールで乾杯!
地元の素材を活かしたビール造りです。その特徴がビールに更に上手く融合されることを期待します。雨も上がり明日の天気は期待できそうです!