しまなみ讃岐京都2日目(しまなみ海道走破)

2日目は、しまなみ海道70km自転車1日走破チャレンジです。今回でしまなみ海道を自転車で走るのは4回目。1回目は尾道を出発し、大三島に宿泊して今治まで2日間で走破しましたが、長距離ライドは初めての上、大三島の宿自体は旧小学校を改装した素晴らしいところだったのですが、その道のりが急な坂の連続で走行距離も増えて、お尻も腰も限界、やっとの思いで到着。2回目は、今治を出発して生口島で1泊、観光もしながら少し慣れた感覚を得て、尾道到着。3回目は来島海峡大橋たもとのサンライズ糸山から大三島まで行きそこで自転車を返却し、大三島ブリュワリーでビールを楽しみバスで尾道へ。坂を押して登る頻度も少なくなりました。そして今回。テーマは1日で今治〜尾道を走破です。これまでは、しまなみレンタサイクルでクロスバイクを借りていましたが、ロードバイクの速さをこれまで見てきましたので、奮発し、GIANTでロードバイクをレンタルすることにしました。

さて起床し、朝食はいつも通り徒歩1分の二葉でしっかりと腹ごしらえ。出発準備したものの、天気が怪しい。これまで3回は天気に恵まれて来たのですが。雨は降っていないものの雲が厚く、雨雲レーダーを見ると、雨雲が西からしまなみ海道を通過する予報。上手くくぐり抜けられそうな感じもしますが、晴れ間はあまり見込めません。ロードバイクをキャンセルしてバスで尾道に渡るか思案しましたが、運を天に任せて走ることにして、駅前のGIANT今治店へ。

サドルの調整などして、ロードバイクも初めてですので少し乗り方のレクチャーを受けて、いざ出発。やはり軽くて推進力ありますね。乗りやすく進む感じがします。ところが早くも雨が落ちてきました！小雨ですが、雨具を着てザックカバーを装着して進みます。しまなみ海道は景色の良いところがそこかしこにあるので、つい停まって撮影タイムとなりがちな上、寄って楽しいところも満載なのですが、今回の唯一無二のテーマは1日走破ですので、ひたすら走ることに専念します。

来島海峡大橋。長いんですよね。尾道から来るとこれが最後の橋なのですが、結構キツイのです。大島上陸し、宮窪峠到着。

初回ここを登るのが辛かったことが嘘のように呆気なく踏破できるようになりました。伯方島をサッと通過し大三島橋を渡って大三島へ。

オミシマコーヒーにも行きたいけれど我慢して、真っ直ぐ進み、サイクリストの聖地の碑へ。

雨が上がり晴れ間も見えてきました！宇和島で買った蜜柑で糖分補給し小休止します。

アートなサイクル スタンドにロードバイクを載せて、美しい多々羅大橋をバックに記念撮影して出発です。生口島に上陸し、そろそろ昼食です。いつもは町を通る西ルートですが、今回は反対の東ルートを進み、ちょっと変わった名物食堂を目指します。雨がまた落ちてきました。そして着いたのが、通称バス食堂「福ちゃん」です。

おばちゃんが1人で切り盛りするこの食堂、変わってますが中に入って座ると長年の歴史を感じるせいか落ち着きます。熱いお茶でまずはもてなして貰い、雨で冷えた身体が中から温まります。お好み焼きと焼きそばを注文。

もちろん美味しいに決まってます。食後のコーヒーとデザートの八朔までサービスしていただき、まったりとしていたいのですが、そうもいきません。ご馳走さまでした。また来ますと告げ、意を決して雨の中出発します。雨が本降りになってきました。生口橋を渡り因島へ。はっさく大福に目もくれず一路西ルートを進みます。因島大橋入口までの最後の坂が地味ながら辛い。なんとか登りきって橋を渡り最後の島、向島に上陸。あとはフェリーのりばに着くだけです。そしてやっと３つある航路の内最も安い福本渡船の乗り場に到着と思ったらまさかのこの時間動いていない！ということで駅前渡船の乗り場へ。こちらは大丈夫です。

そしてそしてついに尾道上陸です！

天候には恵まれませんでしたが、それでも新たな出会いや発見もあり、無事1日で走破することが出来ました！

なかなかお洒落なGIANT尾道店にロードバイクを返却し、有り難いことに店内で濡れたウェアを着替えさせていただき、スッキリとして心地よい達成感の中、尾道の街へと向かいます。