59ROCK DIARY

59からROCKに生きる極楽(59ROCK)人生日記

槍ヶ岳3日目(槍ヶ岳山荘)

f:id:yasu5969:20190731202039j:plain殺生河原より

夜降った雨も上がり、青空も覗いていますが、午後から下り坂予報。明日明後日は台風の影響ありそうで、午前中なるべく早く登頂を目指して5時からの朝食で体制整え5時40分槍沢ロッジ出発です。残り5.9km、4時間半の行程です。

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1時間程で大曲に到着。f:id:yasu5969:20190731202556j:plain

沢沿いの気持ち良い道を登って行きます。

雪渓か現れてきました。気温が上がってきたせいかガスが立ち込めてきますた。

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天狗原に到着。水が溜まっていると水面に山が映って綺麗なところのようですが、今は枯れています。

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さらに進みます。この先雪渓を渡る箇所まで10mに差し掛かったとき、上の方からザラザラザラといい音が聞こえてきたかと思うと、直径1m程の大きな岩が雪渓を跳ねながら落ちてくるではないですか!落石です!雪渓まで3m程の場所には女性が1人います!どちらに跳ねてくるか見当がつきません。身構えているしかありませんでしたが、幸い雪渓を渡る場所の5m程上部にあった岩が受け止めてくれて止まりました。いやあビックリしました、貴重な体験とはいえ無事で良かった!

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雪渓を渡り、急いで登って行くと、播隆窟というその昔僧が修行した岩屋があり、お地蔵さんが祀ってありました。落石から救ってくれたに違いありません。この先の無事もお祈りして先に進みます。

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急に雲が切れて青空が覗き穂先が綺麗に見えました。雲の流れが早くまた覆われたりを繰り返していました。こねがれ場をジグザグに登ります。

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槍ヶ岳山荘までの距離が100m毎に岩に記されていて、これが励みになります。100m5分のペースで登って行きます。

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ようやく稜線に出て、槍ヶ岳山荘に到着です。槍沢ロッジから4時間半!

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雲が切れたり覆ったりですが、リュックを置いて最後の登坂用サブザックに必要な装備を詰め、グローブをはめていざ頂上へ出発です!

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しかしこの後のドラマは予想出来ませんでした。