59ROCK DIARY

59からROCKに生きる極楽(59ROCK)人生日記

川島うどん

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埼玉県は香川県に次ぐうどん県ということで、いわゆる武蔵野うどんは何回か訪れたことがあり、太くて腰があると言うより噛み応えのある小麦薫る麺を豚バラ肉の脂の浮いた濃い目のつゆにつけて食べる肉汁うどんが絶品(茄子やらきのこが加わってもこれまた1段と美味)ですが、マツコの番組で紹介されていた店に行ったことがなかったので急に思い立って車で川島町へ向かいました。川島町(かわしまではなく、かわじままち)は、川越と東松山に挟まれた比企郡に属します。すったてうどんとか呉汁うどんなど郷土料理うどんも有名です。出発が遅くなり雨のせいか道も混んでいて想定以上に時間がかかり、到着が14時半過ぎになりそうです。目当ての店は15時閉店しかも麺がなくなり次第終了です。他の店もどこも閉店が14時半か15時です。心配しながら進む中、途中路肩に大型トラックが横転している事故などもありようやく14時35分に到着しましたが、不安的中、「本日終了しました」の紙を持ったおじさんが店の前に!ショック!ですが打ちひしがれている暇はありません。空腹のまま帰るわけにはいきません。ここは次の機会にして、来る途中見かけたうどん屋に向かって引き返します。ここも閉店は15時。先程見たときは並んでいる人がいたので美味しいことを期待しつつ閉店15分前に到着。広い駐車場に車を停め店の入口に向かうと営業中の札と並んでいる人が3人。何とか間に合ったようです。

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「うどん処 篁園(こうえん)」、道路沿いにあるとはいえ周りには何もない小さなぽつんと一軒のうどん屋

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カウンター4席にテーブル4つのこじんまりした店内、若い夫婦が切り盛りしています。メニューを見ると、ぶっかけが多いのですが、ここは武蔵野うどん定番肉汁うどんを。連れは鴨汁うどん、単品で鶏天と野菜天を追加。そしてやって来たうどんはと見ると、武蔵野にしては細めで白い、彩色麺という小麦若葉が練り込まれた健康志向の緑色の麺が入っていたり、野菜のトッピングやサラダもついてヘルシー。

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つけ汁には、豚バラ肉、揚げ、キノコがたっぷり。お味はというと武蔵野うどんの噛み締めるタイプというより讃岐うどんのコシがあって喉越しの良いタイプ。濃い目のつけ汁で食すのも美味しいが、ぶっかけも美味しそう。ぶっかけメニューが多いのも頷けます。こちら鴨汁うどん。

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綺麗な身から溢れ出る旨みが絶品。鶏天、野菜天も揚げたてで美味。

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満腹満足です。デザートも有りましたがそこまでは行けず次回のお楽しみ。店の外観からは想像しにくいのですが、若者が色々と考えて創り出した洗練された感じが好印象です。また来ます!