59ROCK DIARY

59からROCKに生きる極楽(59ROCK)人生日記

マリーンズビール

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千葉ロッテマリーンズのホーム球場、マリンスタジアムTEAM26会員早期入会特典グッズと観戦チケット交換に行ってきました。

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早期入会特典は5月までの観戦チケットだったのですが、コロナの影響によりグッズ付きリモート応援チケットとなり、夏らしいトロピカルデザインのハットとタオルとピンバッジ(井上でした)をゲット。

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観戦チケットは現在3万人収容のところ上限5000人の発売ですから入手が厳しいかと思いましたが、バックネット裏上段の内野指定席Bを何とかゲット。有料の1番下のランクの会員なので、交換できるのは平日の良くても内野指定席OAなので良しとしますが、チケット交換に球場まで足を運ばなくてはならないのは手間です。海浜幕張駅から球場までの歩きはこの猛暑下しんどいですね。これを癒すのはなんといってもビール!

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お目当ては、スタジアムにキッチンカーで出店している柏のビール専門店クラスターのここでしか飲めないロッテ70周年記念ビールです!醸造は幕張ブリュワリーで、コロナの影響で70周年記念ビールの企画がなくなったのを聞いたクラスターのマスターが是非にと頼んでクラスターのためだけに少量醸造した貴重なビールです。なのでここでしか飲めないのです。早速注文。

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貴重とはいえ正直記念ビールというと飲みやすい系かなとあまり期待していなかったのですが、飲んでみるとポップの苦味がしっかりと効いたペールエールで実に美味しい!期待を大きく嬉しい方に裏切られました!聞けば70周年に因んで7種類のポップを使っているとのことで、これらを上手くまとめています。今だけクラスターだけでしか飲めません。豚肉料理もそのほかのビールも美味しいので、マリンスタジアムへ観戦の際は是非ともクラスターへお立ち寄りください。

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ブタのマークが目印、Clusterです。試合観戦でなくても海風に吹かれながらビールを飲むのも最高です。

川島うどん

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埼玉県は香川県に次ぐうどん県ということで、いわゆる武蔵野うどんは何回か訪れたことがあり、太くて腰があると言うより噛み応えのある小麦薫る麺を豚バラ肉の脂の浮いた濃い目のつゆにつけて食べる肉汁うどんが絶品(茄子やらきのこが加わってもこれまた1段と美味)ですが、マツコの番組で紹介されていた店に行ったことがなかったので急に思い立って車で川島町へ向かいました。川島町(かわしまではなく、かわじままち)は、川越と東松山に挟まれた比企郡に属します。すったてうどんとか呉汁うどんなど郷土料理うどんも有名です。出発が遅くなり雨のせいか道も混んでいて想定以上に時間がかかり、到着が14時半過ぎになりそうです。目当ての店は15時閉店しかも麺がなくなり次第終了です。他の店もどこも閉店が14時半か15時です。心配しながら進む中、途中路肩に大型トラックが横転している事故などもありようやく14時35分に到着しましたが、不安的中、「本日終了しました」の紙を持ったおじさんが店の前に!ショック!ですが打ちひしがれている暇はありません。空腹のまま帰るわけにはいきません。ここは次の機会にして、来る途中見かけたうどん屋に向かって引き返します。ここも閉店は15時。先程見たときは並んでいる人がいたので美味しいことを期待しつつ閉店15分前に到着。広い駐車場に車を停め店の入口に向かうと営業中の札と並んでいる人が3人。何とか間に合ったようです。

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「うどん処 篁園(こうえん)」、道路沿いにあるとはいえ周りには何もない小さなぽつんと一軒のうどん屋

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カウンター4席にテーブル4つのこじんまりした店内、若い夫婦が切り盛りしています。メニューを見ると、ぶっかけが多いのですが、ここは武蔵野うどん定番肉汁うどんを。連れは鴨汁うどん、単品で鶏天と野菜天を追加。そしてやって来たうどんはと見ると、武蔵野にしては細めで白い、彩色麺という小麦若葉が練り込まれた健康志向の緑色の麺が入っていたり、野菜のトッピングやサラダもついてヘルシー。

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つけ汁には、豚バラ肉、揚げ、キノコがたっぷり。お味はというと武蔵野うどんの噛み締めるタイプというより讃岐うどんのコシがあって喉越しの良いタイプ。濃い目のつけ汁で食すのも美味しいが、ぶっかけも美味しそう。ぶっかけメニューが多いのも頷けます。こちら鴨汁うどん。

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綺麗な身から溢れ出る旨みが絶品。鶏天、野菜天も揚げたてで美味。

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満腹満足です。デザートも有りましたがそこまでは行けず次回のお楽しみ。店の外観からは想像しにくいのですが、若者が色々と考えて創り出した洗練された感じが好印象です。また来ます!

日本酒#7

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なかなか梅雨が明けずどんよりとした日が続きますが、こんな時は日本酒をまったりと呑む気分になりますねということで、いつもの酒屋で新たに仕入れたのがこれ。茨城県は来福酒造の「Raifuku SP Junmai ginjoshu」です。この酒蔵は全量無濾過で瓶詰めしているとのことで、奥深い味わいが楽しめそうと選んでみました。レジで店のおかみさんに「少し酸が強いので、開けたら少し逆さにして振ると円やかになる」と教えられました。酸味のある最近流行りの酒も嫌いではないので、先ずはそのまま飲んでみます。酸が強いというほどではありませんが、口に含むと先ず少し尖った刺激を感じそのあと旨味を感じさせながら落ちていきます。次に教えられた通り、瓶を逆さにしながら振ってみます。すると確かに初めに感じた尖った感じがなくなり、穏やかな旨味と円やかなコクを感じさせる酒に変わりました。この変化にはビックリ、美味しいです。またまた日本酒の奥深さを知ることが出来ました。「来福」早く福で満たされた世の中が戻って来ることを祈りながら飲んでいます。

Jリーグ

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Jリーグが再開され先週から観客を入れての試合が始まりました。我が柏レイソルは再開後3連敗の苦しいスタートとなりましたが、その後は連勝、アウェイのレッズに4-0で快勝し昨日はホーム日立台ベガルタ仙台を迎えての一戦です。観客を入れてとはいえ新型コロナ対策で入場者数は1/4以下に制限され3000人まで。チケット入手もなかなか競争が激しく発売開始日に販売サイトにアクセスするもののはあっという間に売り切れ。諦めていましたが3日後に虫の知らせか神の啓示か何となくチケット情報を見たら僅かながら残席があるようなのです。急いでチェックするといつものAR席が4席空いています!とにかく息子の分と2席確保して(会員1人あたり2席までなのです)ローソンでチケットを購入。

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思いがけず生で観戦出来ることとなりました。当日は前夜からの激しい雨が午前中一旦止んだものの午後また降り出しどうなるかと思いましたが夕方には何とかまた止みました。今年の梅雨の雨は変ですね。久しぶりのレイソルロードを歩きスタジアムに到着。

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2月の開幕戦以来5ヶ月ぶり。こんなに生でサッカーを見ないことはここ10年来無かったことです。入場前に体温測定がありました。問題なく入場すると、スタグルの屋台が3つしか出ておらず寂しい光景です。アルコール飲料の持込み禁止(ノンアルも含む。ソフトドリンクはOK)、販売もないことも影響していると思います。

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スタンドに入ると見慣れたはずのグラウンドが今日はやけに眩しく感じられます。試合前の練習をする選手たち。ボールを出すコーチ。これらも見慣れた光景なのですがいつもより気持ちが盛り上がる感じがします。

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ただ声を出しての応援は禁止なので、選手のチャントは歌えませんし、選手の段幕はあるもののいつもの応援はありません。ゴール裏の立見席は入場出来ませんし、椅子席は4席置きに座るようになっていて(隣の人との間に3席空いています)、更にビジター席がありません。

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応援ルールが繰り返し放送されます。

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選手が入場し、いよいよキックオフの笛。ゾクゾクします。TVで見ていた通り観客席からは拍手のみです。ボールを蹴る音、ヘディングの音、選手同士がぶつかり合う音、グラウンドを踏む音、雨で水を含んだ芝に足をとられる音、選手たちの声が良く聞こえます。GK中村航輔コーチングの声が絶えることなく、それを聞きながら選手のポジションを見るのも面白い。好調な新加入選手がこの日も躍動し、その中の1人レイソルユースから10年を経てJ2で結果を出して加わった仲間が江坂の素晴らしいパスに反応して3試合連続ゴールで先制!シュートもそうですがそこに至るまでのランニングが良かったですね!同じく好調な新加入選手の神谷が前半負傷退場し心配しましたが、代わって入った彼らに先発を奪われたかたちの瀬川が1ゴール1アシストの活躍。チーム状態の良さを感じさせます。前半を2-0で折り返したものの後半開始早々1点返され(ビジター観客がいないのであまりの静かさに本当に入ったの⁉︎と思うほど)流れがベガルタに傾きかけましたが、オルンガのPKを外しながらのハットトリックの活躍(得点ランキングトップの8点目)もあり、終わってみれば5-1の快勝となりこれで3連勝です!

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スタジアムでの観戦今更ながらですがいいですね。次いつ生観戦できるか分かりませんが、もちろんまた来ます。この調子で行けばACL出場、さらに優勝も期待できます。

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いきつけのThe Lifeでささやかに祝杯。雨が多くロードバイクにも1日しか乗れずスッキリしなかった4連休の最終日、素晴らしい1日となりました。

足利(ココファーム)

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一旦街の方に戻りそこからひと山向こう側の山間を進むと見たことのある光景が現れてきます。収穫祭の時のシャトルバスは少し手前が終点でそこから歩くのですが、そこを通過してココファームに入り葡萄畑を右手に見ながら1番奥まで進み、フード屋台とテーブル席が設けられるところが駐車場となっていました。

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収穫祭以外では初めての訪問。毎年11月の第3週の土日に行われる収穫祭は、葡萄が全て収穫された後の葡萄畑で出来立ての生ワインなどなどが飲めるつい飲み過ぎてしまうとても楽しいイベントなのですが、初めて葡萄が実っている葡萄畑を見ることが出来ました。ココファームの人達が畑の手入れをしています。

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Shop&Cafeに行くとワイナリーが見学が出来るというので申し込んでみました。見学スタートです。この地に葡萄畑を造ってワインを醸造するまでのストーリーは、その苦労が偲ばれるそして情熱と強い意志なくしては達成できない試行錯誤と知恵が結集した感動的なものです。

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葡萄畑の斜面は下から徐々に斜度を増して中腹からは38度以上ということで、収穫祭の時も下の方は早々に場所がなくなりいつも中腹あたりに何とか場所を確保するのですが、斜面に座りワインやつまみが転がり落ちない工夫と樹の上の柵?も利用しながら快適な空間を作っています。ワイングラスとそれを入れる首からかけられるバックがセットになっていて、斜面用のテーブルも販売されています。とはいえ、ワインやつまみを買いに行くにはこの斜面を下り登らなくてはならず徐々にしんどくなってくるのですが、この斜度なら止むを終えません。この葡萄畑には赤白用各2種類ずつ計4種類の葡萄が斜面に沿って植え分けられています。あまり聞いたことのない品種も多く、この地に適した品種を選んだ結果とのことです。葡萄畑は他にもあるとのことですが、ここで収穫された葡萄で醸造されたワインを教えてもらい帰りに買っていこうと。ここの葡萄で作られたスパークリングワインもあるとのことですが、毎年7月7日販売開始で残念ながら4日早く来てしまいました。来年こそはと。ところで駐車場から歩いてくる途中、葡萄畑に薔薇が咲いていました。

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何でだろうと思っていましたがその謎が解けました。飾りではなくちゃんとした理由があったのです。葡萄と薔薇は同じ病害に遭いさらに薔薇の方が先に罹るので、薔薇に病害が出たらすぐさま葡萄に対処を施すのだそうです。葡萄畑を眺めながら色々と勉強になる話を聞いた後、醸造所へ。醸造タンクと瓶詰め工場を見学し、ワインを寝かせ熟成させている保管庫へ。

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入口の把手がお洒落です。

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ヒンヤリと温度管理された空間にワインが詰められたオーク樽が並びます。

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新品の樽は木の香りが強すぎるので中古の樽を使っているとのこと。そして最後にシャンパンの製造方法を教えてもらいましたが、これが眼から鱗で知らないことが沢山!またまた勉強になりました。まずは製造工程が複雑かつ瓶内熟成を含め長期に亘り、想像以上に手間がかかっていることにビックリ。シャンパンが高いことに納得です。

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そして底に沈んだ澱を取るために瓶の注ぎ口に集めるのですが、手作業の場合は写真の右の器具に斜めに瓶を差し込み、一定時間毎に瓶を少しずつ回転させていくそうです。この時どれだけ回転させたかわかるように瓶の底に白い目印を印すそうで、この印があるシャンパンはこの工程を手作業で行なっている証とのこと。そして最後にシャンパンの栓が何故あのような形になっているか。あまり疑問にも思っていませんでしたが、その秘密がこの日明らかになりました!元々は途中から細くなっているわけでなく同じ太さのコルクを中央の機械で途中から細く押しつぶして栓をするのです!いやあ知りませんでした。色々な知恵が結集されています。見学ツアー大変勉強になりました。お勧めです。ショップに戻ります。

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このテラスもお洒落でここからの葡萄畑の眺めも素晴らしい。

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ワインを選ばなくてはと白にしようと決めたものの候補の2本が絞り切れず(両方買えばと言われそうですがやはりここは1本に厳選したい)迷っていると、試飲しますかとの嬉しいお言葉。早速甘えて決定しました。やはり飲めばわかる飲まねばわかりませんね。ここの葡萄畑で収穫された葡萄から造られたプティ・マンサンです。

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聞き慣れない品種ですがコクのあるしっかりとしたワインです。じっくりと飲むのが楽しみです。つまみにガーリック&チーズのラスクを併せて購入し(レジは見学ツアーで案内してくれた方でした)、帰路に着きます。半年ぶりの県境を超えての旅行。日帰りとはいえ充実した楽しい旅となりました。旅はいいですね。

足利(神社・寺)

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さあ鳥居をくぐり229段の階段を登って足利織姫神社詣です。

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遠くからでも目につく両脇の朱色の手摺りに挟まれた中央の手摺りがなんと消火栓になっており、この中を通って水が神社まで届くようになっています。

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その昔神社が火災に遭った時の教訓を活かしてこのような構造になっているとのこと。スタート地点と途中の踊り場に残りの段数の韻を踏んだ川柳?が記されています。

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階段と平行して、色とりどりの鳥居が並ぶ女坂なる神社へ続く道もあります。

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階段を上り下りするおじさんがいます。部活の練習にも使われているようで注意事項を記した看板がありました。229段思ったほど大変でもなく登りきりお参りです。

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朱色が映える本殿に続く道の両脇に七夕が近いこともあって竹に願い事が書かれた短冊が下がっています。縁結びの神様を祀っている神社ですから御利益がありそうです。

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境内から眼下に渡良瀬橋関東平野が一望できます。

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帰りは女坂を降ります。

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七色の鳥居をくぐりながら下りますが、色によって御利益が異なるとのことです。

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降りきって交差点を見ると歩道橋の手摺りが神社へ向かう階段の手摺りと同じ朱色に塗られていました。

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次なるは鑁阿寺(ばんなじ)に向かいます。鑁阿寺は元々は足利氏の館の敷地に鎌倉時代初期に建てられたお寺で、足利氏の守り本尊である大日如来が祀られています。国宝の本殿を始め重要文化財である鐘楼など歴史ある建物が多く残っている有名なお寺です。前回ココファームの収穫祭の帰りに寄ったような記憶が有るのですがハッキリしません。足利学校には寄りましたが、その裏手にある鑁阿寺の記憶が曖昧なのです。ナビで駐車場を探すと少し離れたところに案内されたのでそこの係りの人に聞いて1番近い駐車場に向かうと、敷地の周囲に堀が巡らされ堀沿いの石畳の道に入った途端に思い出しました!名物ぱんじゅうを屋台で買ってこの石畳の道沿いにあるお好み焼き屋でこれも名物足利焼きそばを食べたのでした。駐車場は北門をくぐった敷地の中の本堂の裏手にあります。そうでした。この光景憶えています。本堂をぐるりと周りお参りします。

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質実剛健といった雰囲気の堂々とした佇まい。傍らの大銀杏が見守っています。

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異国情緒を感じさせる多宝塔。

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表門にあたる楼門から堀に架かる太鼓橋を渡って外に出ます。

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太鼓橋を覆う屋根から楼門に続く造形はなかなか特徴的で記憶に残ると思うのですが、前回は表に出なかったのかもしれません。

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境内に戻り右手に進むとジグザグに架けられた石橋もある庭園になっていて、

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その中に鎌倉時代に建てられた鐘楼があります。

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歴史の重みを感じます。

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本堂に戻ると左手に重要文化財一切経堂。

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白壁に朱色が鮮やかです。車に戻ってもう一つ、山奥にある行道山浄因寺に向かいます。足利観光のサイトにあったガイドで良さげに見えたので行ってみることにしたのです。ナビに従って進むと途中から山道になり一台がやっと通れるガードレールもない道になります。対向車が来たらすれ違えませんが車の気配も人の気配も感じられません。

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やがて駐車場に着きましたが、1台も車が停まっていない上に、この駐車場かなりの斜面になっていてドアの開け閉めに苦労するほどです。案内板を見るとここは約1200年前に行基上人によって開かれ関東の高野山とも呼ばれたところで、ここからさらに山道を登って行くようですが、ふと前を見ると「行道山くものかけはしモノレール」の文字が!

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山道を登らなくともモノレールで一気に上がれるのでしょうか。近づいてみると確かにモノレールの線路らしきものが山道に沿って延びています。とはいえ1度に数人を運べる程度にしか思えません。肝心のモノレールはと見ると乗り場にブルーシートが被せられているものがそれのように思えますがとても動いているようには見えません。この日が平日だったからかもしれませんが土日に動く気配は全く感じられません。

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乗り場の横に竣工記念碑が建っていて、平成26年4月竣工となっています。ということは6年前。そんなに昔のことではありませんがその頃はこの施設の需要があったのでしょうか。

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とにかく鬱蒼とした山道を斜面の多くの石仏に見守られながら登ります。

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しばし進むとモノレールの終着点が。

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ここから先まだ登りそうなので、なんか中途半端な施設ですがちょっと乗ってみたい気持ちにはなります。

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さらに登って山門到着。

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もう1つ山門をくぐると

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平坦な場所に出て到着したようですが、本堂らしき建物はありますが人の気配はなくお参りするようなところもありません。

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猫が1匹いてこの地を守っているようでした。左手奥の岩場の上に建物があり清心亭というようですが、ここへ上がるために道の上に架けられた橋が「くもの架け橋」のようです。

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清心亭までくもの架け橋を渡って行ってみましたが、鍵が掛かっていて中には入れません。

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中に入れれば山から見下ろす景色が素晴らしいことが想像されます。行道山はハイキングコースにもなっていて、さらに登って紅葉の季節に見下ろすと綺麗に染まった樹々の中の岩に建つ清心亭がフォトジェニックなようです。清心亭へ入るための受付の形跡があり(有料のようです)賑わいを感じさせますが、誰もいません。行道山浄因寺。どうなっているのでしょうか?もう少し登ると木々によっ囲まれた建物がありました。案内図にあった熊野社でしょうか。趣があります。

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清心亭を少し上から眺めて、来た道を下ります。

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モノレール乗り場に猫がいて、

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駐車場には工事のトラックが停まっていました。車に乗り狭い山道を慎重に下ってココファームに向かいます。

足利(鰻)

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梅雨の合間をぬって先週足利に行ってきました。本来なら西山温泉慶雲館に泊まり三島の桜家で鰻の予定でしたが、新型コロナの影響で臨時休館となってしまい、せめて鰻だけでもと近場の穴場としてサイクルショップの店長に教えてもらった足利へ行くことにしました。自転車で行かないのと言われましたが往復100kmコースになるので今回は車です。足利はココファームの収穫祭で何回か来ていますが、それ以外では初めてです。行きがけにこれも店長に教わった幸手の坂斉養鶏場がやっている洋菓子店「卵や」に寄ります。

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綺麗で立派な店です。

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評判の良いシュークリームとプリンとカステラを購入。

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シュークリームはその場で直ぐに食べると、甘味を押さえた濃厚なクリームが程よいサクサク感のある生地にたっぷりと入っていて美味。プリンとカステラは帰宅後にいただきましたが、プリンは超滑らか正に飲めると言える口に入れた瞬間思わず「おっ!」っと言ってしまう絶品、カステラは濃厚な卵の風味が素晴らしい逸品。また来ます。

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裏手は正に養鶏場となっていて、卵も販売していますがこちらも人気のようで予約が必要です。ここから羽生の南陽醸造に寄り「花陽浴」が買えたらいいなと思ったのですが、残念ながら完売。

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夏場は月に1回の出荷で次は8月とのこと。人気上昇銘柄だけに最近はなかなか手に入りません。気を取り直して進み11時20分、足利の鰻店「川しま」に到着。

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足利の中心からは少し離れた場所に構える趣のある店です。座敷に上がり上うな重を注文。持ち帰りの人や地元で働く人が訪れてきます。10分ほど待ってやってきました!

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ふっくらと焼き上げられた身に辛めのタレが相まって美味です。店長推薦の店だけのことはあります。久しぶりに本当に美味しい鰻を食べられました。特上になると御重が大きくなり鰻もダブル、これで+500円ですのでお得です。次回は朝食抜きで来ますか。今日は上で満腹満足です。

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店を出て、森高千里の歌で有名な渡良瀬橋を渡って、神社、寺巡りをします。渡良瀬橋のたもとには、森高の歌が聴けるモニュメントがあります。さて、先ずは足利織姫神社。橋を渡る前から山の上に建立された朱色の本殿が良く見えます。ナビで検索すると神社の駐車場は山を登った裏手にあるようですが、やはり229段の階段を登ってこそのお参り。階段下の道路を挟んで正面の織姫観光駐車場(無料)に車を停めていざお参りです。

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