59ROCK DIARY

59からROCKに生きる極楽(59ROCK)人生日記

足利(神社・寺)

f:id:yasu5969:20200718143348j:plain

さあ鳥居をくぐり229段の階段を登って足利織姫神社詣です。

f:id:yasu5969:20200718122627j:plain

遠くからでも目につく両脇の朱色の手摺りに挟まれた中央の手摺りがなんと消火栓になっており、この中を通って水が神社まで届くようになっています。

f:id:yasu5969:20200718143120j:plain

その昔神社が火災に遭った時の教訓を活かしてこのような構造になっているとのこと。スタート地点と途中の踊り場に残りの段数の韻を踏んだ川柳?が記されています。

f:id:yasu5969:20200718143155j:plain

階段と平行して、色とりどりの鳥居が並ぶ女坂なる神社へ続く道もあります。

f:id:yasu5969:20200718143250j:plain

階段を上り下りするおじさんがいます。部活の練習にも使われているようで注意事項を記した看板がありました。229段思ったほど大変でもなく登りきりお参りです。

f:id:yasu5969:20200718122545j:plain

朱色が映える本殿に続く道の両脇に七夕が近いこともあって竹に願い事が書かれた短冊が下がっています。縁結びの神様を祀っている神社ですから御利益がありそうです。

f:id:yasu5969:20200718143443j:plain

境内から眼下に渡良瀬橋関東平野が一望できます。

f:id:yasu5969:20200718143522j:plain

帰りは女坂を降ります。

f:id:yasu5969:20200718143615j:plain

七色の鳥居をくぐりながら下りますが、色によって御利益が異なるとのことです。

f:id:yasu5969:20200718143648j:plain

降りきって交差点を見ると歩道橋の手摺りが神社へ向かう階段の手摺りと同じ朱色に塗られていました。

f:id:yasu5969:20200718143725j:plain

次なるは鑁阿寺(ばんなじ)に向かいます。鑁阿寺は元々は足利氏の館の敷地に鎌倉時代初期に建てられたお寺で、足利氏の守り本尊である大日如来が祀られています。国宝の本殿を始め重要文化財である鐘楼など歴史ある建物が多く残っている有名なお寺です。前回ココファームの収穫祭の帰りに寄ったような記憶が有るのですがハッキリしません。足利学校には寄りましたが、その裏手にある鑁阿寺の記憶が曖昧なのです。ナビで駐車場を探すと少し離れたところに案内されたのでそこの係りの人に聞いて1番近い駐車場に向かうと、敷地の周囲に堀が巡らされ堀沿いの石畳の道に入った途端に思い出しました!名物ぱんじゅうを屋台で買ってこの石畳の道沿いにあるお好み焼き屋でこれも名物足利焼きそばを食べたのでした。駐車場は北門をくぐった敷地の中の本堂の裏手にあります。そうでした。この光景憶えています。本堂をぐるりと周りお参りします。

f:id:yasu5969:20200718143814j:plain

質実剛健といった雰囲気の堂々とした佇まい。傍らの大銀杏が見守っています。

f:id:yasu5969:20200718144044j:plain

異国情緒を感じさせる多宝塔。

f:id:yasu5969:20200718144123j:plain

表門にあたる楼門から堀に架かる太鼓橋を渡って外に出ます。

f:id:yasu5969:20200718144229j:plain

太鼓橋を覆う屋根から楼門に続く造形はなかなか特徴的で記憶に残ると思うのですが、前回は表に出なかったのかもしれません。

f:id:yasu5969:20200718144323j:plain

境内に戻り右手に進むとジグザグに架けられた石橋もある庭園になっていて、

f:id:yasu5969:20200718144400j:plain

その中に鎌倉時代に建てられた鐘楼があります。

f:id:yasu5969:20200718144445j:plain

歴史の重みを感じます。

f:id:yasu5969:20200718144544j:plain

本堂に戻ると左手に重要文化財一切経堂。

f:id:yasu5969:20200718144631j:plain

白壁に朱色が鮮やかです。車に戻ってもう一つ、山奥にある行道山浄因寺に向かいます。足利観光のサイトにあったガイドで良さげに見えたので行ってみることにしたのです。ナビに従って進むと途中から山道になり一台がやっと通れるガードレールもない道になります。対向車が来たらすれ違えませんが車の気配も人の気配も感じられません。

f:id:yasu5969:20200718144754j:plain

やがて駐車場に着きましたが、1台も車が停まっていない上に、この駐車場かなりの斜面になっていてドアの開け閉めに苦労するほどです。案内板を見るとここは約1200年前に行基上人によって開かれ関東の高野山とも呼ばれたところで、ここからさらに山道を登って行くようですが、ふと前を見ると「行道山くものかけはしモノレール」の文字が!

f:id:yasu5969:20200718144836j:plain

山道を登らなくともモノレールで一気に上がれるのでしょうか。近づいてみると確かにモノレールの線路らしきものが山道に沿って延びています。とはいえ1度に数人を運べる程度にしか思えません。肝心のモノレールはと見ると乗り場にブルーシートが被せられているものがそれのように思えますがとても動いているようには見えません。この日が平日だったからかもしれませんが土日に動く気配は全く感じられません。

f:id:yasu5969:20200718144923j:plain

乗り場の横に竣工記念碑が建っていて、平成26年4月竣工となっています。ということは6年前。そんなに昔のことではありませんがその頃はこの施設の需要があったのでしょうか。

f:id:yasu5969:20200718145030j:plain

とにかく鬱蒼とした山道を斜面の多くの石仏に見守られながら登ります。

f:id:yasu5969:20200718145136j:plain

f:id:yasu5969:20200718145235j:plain

f:id:yasu5969:20200718145312j:plain

しばし進むとモノレールの終着点が。

f:id:yasu5969:20200718145411j:plain

ここから先まだ登りそうなので、なんか中途半端な施設ですがちょっと乗ってみたい気持ちにはなります。

f:id:yasu5969:20200718145454j:plain

さらに登って山門到着。

f:id:yasu5969:20200718145544j:plain

もう1つ山門をくぐると

f:id:yasu5969:20200718145616j:plain

平坦な場所に出て到着したようですが、本堂らしき建物はありますが人の気配はなくお参りするようなところもありません。

f:id:yasu5969:20200718145641j:plain

猫が1匹いてこの地を守っているようでした。左手奥の岩場の上に建物があり清心亭というようですが、ここへ上がるために道の上に架けられた橋が「くもの架け橋」のようです。

f:id:yasu5969:20200718145727j:plain

清心亭までくもの架け橋を渡って行ってみましたが、鍵が掛かっていて中には入れません。

f:id:yasu5969:20200718145821j:plain

f:id:yasu5969:20200718145859j:plain

f:id:yasu5969:20200718145939j:plain

中に入れれば山から見下ろす景色が素晴らしいことが想像されます。行道山はハイキングコースにもなっていて、さらに登って紅葉の季節に見下ろすと綺麗に染まった樹々の中の岩に建つ清心亭がフォトジェニックなようです。清心亭へ入るための受付の形跡があり(有料のようです)賑わいを感じさせますが、誰もいません。行道山浄因寺。どうなっているのでしょうか?もう少し登ると木々によっ囲まれた建物がありました。案内図にあった熊野社でしょうか。趣があります。

f:id:yasu5969:20200718150124j:plain

清心亭を少し上から眺めて、来た道を下ります。

f:id:yasu5969:20200718150038j:plain

モノレール乗り場に猫がいて、

f:id:yasu5969:20200718150538j:plain

駐車場には工事のトラックが停まっていました。車に乗り狭い山道を慎重に下ってココファームに向かいます。