新記録！

2019年J2リーグ最終戦のホームゲームで一生に一度の凄い試合を観ることが出来ました。13対1。最後の号外を飾るに相応しすぎる結果です。野球だって滅多にありません。オルンガ(ミカ)8得点！クリスもハット！シーズン8得点でもまあ良くやった方なのに1試合でですから,13点も8点もJリーグ新記録。横浜FC(カズ)J1復帰を押し退けん勢いでニュースにも取り上げられてました。午前中の雨も上がり、J2優勝J1昇格も決まっている試合、こんなリラックスして観られることは滅多にありません。とはいえ負けていい試合はない！勝つと負けるとでは気分的に雲泥の差。相手の京都は勝てばJ1昇格プレーオフ圏内の可能性ありで必死。簡単な試合ではないことが予想されます。

日立台に到着し試合前のシュート練習を観ていると、いつもよりアタッカー陣の当たりが良く鋭いシュート連発です。期待出来そうな雰囲気ではありました。

キックオフ早々チャンスが続き、ミカのニアをぶち抜くスーパーミドル、クリスのダイレクトクロスにミカのヘッド、高橋峻希の低い弾道のクロスに瀬川がピッタリ合わせたダイレクトボレー、そしてここのところキーパーとの1対1を決め切れてなかったミカが今日はあっさり決めて早くもハットトリック。4-0。この後少し相手に球を持たれる時間帯となり1点返され4-1で前半終了。後半開始から攻勢を強める相手を守備陣が跳ね返して、このまま大きくスコアが動かず終わるかと思い始めた10分過ぎからまさかの怒涛のゴールラッシュが始まりました。クリスの左足から繰り出された外から回り込むように吸い込まれたスーパーゴールなど9点！相手からボールを奪ったら素早く前線に展開してのゴールラッシュ。4分に1点入った計算です。能力の優れたプレーヤーにプレッシャーなくノビノビとプレイさせるとここまで出来るかという流れるような連携と精度抜群のパスとシュート！23本中枠内シュート21本、ゴール13ですから！驚くべき確率です。11点のスコアボードなど2度とないと撮影したら12点になり2分という試合状況を配慮した？異例の短さのアディショナルタイムで13点になりました。

京都も精神的にはボロボロだったと思いますが、最後まで果敢にゴールに向かってきた姿勢は素晴らしい。サポーターも帰らず最後まで声援を送ってました。

試合後の勝利の儀式のあと、シーズン最期のセレモニー、今日の完勝を含め歓喜と安堵に包まれましたが、昨年降格時の忸怩たる想いを簡単に消し切れないサポーターがいることも事実です。

フロント、現場、選手、サポーターが一体になって初めて大きな目標に挑戦出来る、１つでも欠けたらあっという間に成績は急降下することをレイソルサポーターは身を持って理解しています。

J1で戦える戦力であるとは思いますが、更に的確な補強とトレーニング、連携強化で、前回同様、昇格即優勝を、日立台の全ての人が唱和したVITORIAの精神を忘れずに、成し遂げて欲しいと思います。

駅への帰り道、保育園児も優勝、昇格を祝っています。

そして何はともあれ今日は祝杯です。