59ROCK DIARY

59からROCKに生きる極楽(59ROCK)人生日記

京都(東福寺2)

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通天橋を抜けて左手に方丈の建物があります。通天橋からはこの方向に見えたところで、八相の庭なる庭園が見どころのようです。

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別料金なのだ少し躊躇しましたが、観ていくことにしました。この選択は大正解。趣きの異なる東西南北4つの庭が見事ですが、庭だけでなく建物も眺めもお勧めです。入ると右手に東庭。

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廊下を挟んで反対側大方丈の前が1番大きい南庭。

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大方丈を時計回りに回り込むと西庭。

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先の角からは、紅葉の向こうに通天橋を見ることが出来ます。

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トゲトゲの木に実がなっています。トゲトゲですが硬くないので触っても痛くないのです。

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更に回り込むと北庭。南庭の白砂と石のモノトーンの世界と対照的に苔の緑と敷石の市松模様が色鮮やかで見事です。

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方丈を出てパンフレットを見ると、上にもう一つ橋があり、その先に限定特別公開されている室町時代初期日本最古の方丈建築である龍吟庵があるというので行ってみることにします。3つ目の橋、偃月橋です。

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谷あいの洗玉澗に架けられた少しカーブした橋で、創建当時のままの姿を残しており、豊臣秀吉の妻、寧々もおそらく渡ったのだそうです。

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拝観料を払って入ります。

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ここは、第3世住職大明国師の住居で、扁額は足利義満筆。庭は昭和の天才作庭師作。建物は写真撮影不可ですが、ガイドの人が解説してくれます。部屋がいくつかあり、身分の高い人用の部屋は天井が高く、桟の形が異なります。正面は無の庭。

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方丈を回り込むと龍の庭。

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更に回り込むと不離の庭です。赤石のこの庭は、国師が幼少の頃狼に襲われたのを2頭の犬が守ったという逸話に基づいていて、真ん中に横たわった国師、両脇に犬、そして犬に対峙した狼を石で表現しています。龍吟庵を出て偃月橋を再び渡り、本堂へお詣り。

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天井には龍の絵が。

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巨大な三門。三箇所通れるので三門だそうです。

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日本最古の浴室。サウナだったそう。

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禅堂と鐘楼です。

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最後に臥雲橋からもう1度通天橋を眺めます。

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東福寺は1時間の予定が何と2時間半も堪能しました。次は瑠璃光院に行く計画でしたが、さてどうしましょう。

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