59ROCK DIARY

59からROCKに生きる極楽(59ROCK)人生日記

京都(上賀茂神社)

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四条河原町のバス停に向います。大きな交差点は、バス停が何箇所もあり、系統別に分かれているので難しい。バス・鉄道の達人検索サイトと案内板で確認します。205系統で昨年訪れた糺の森下鴨神社の横を通り烏丸北大路で下車。少し迷いつつも道路を挟んだ向かいのバス停から北3系統に乗り換えます。1日乗車券を買った時に貰ったバス路線図は見やすくて良いのですが、何故か北系統が省かれてます。迷った原因です。その点はWebからダウンロードした路線図が優秀です。バスは鴨川沿いを北上し、橋を渡って御園町口で下車。鳥居をくぐって上賀茂神社境内へと進みます。

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上賀茂神社は京都最古の社ということで、社殿は国宝で一帯は世界文化遺産です。正式名は、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)です。細殿の前にある立砂。御神体である神山を模したものです。

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門をくぐって本殿に進むと左手の社務所に特別拝殿の案内が。

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神主さんの案内で普段は入れない内部からお詣り出来るということですが、4時まで。今は3時45分です!聞いてると大丈夫(とはいえ本日最後でした)とのことで早速申込み、控室に靴を脱いで上がります。

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間もなく神主さんが現れ、女性2人組と一緒にお祓いを受け、社の由来を聞きます。その昔賀茂一族の姫が川で拾った矢を持ち帰ると御子を授かった。御子が元服した時に雷鳴と共に天に昇ってしまった。これを悲しんだ姫の夢枕に御子が現れたその神託に従ったところ天より神として降臨。この御子神賀茂別雷大神。大神の母親である玉依姫(賀茂御祖)が下鴨神社の祭神で、正式名は賀茂御祖神社。またここは日本の競馬発祥の地で、今でも5月5日に2頭の馬で争う神事が行われます。騎手は今も残る大神の子孫のみが務めりことが出来、走路と観客を隔てる柵を埒といい、頑丈で観客を守ることから「埒があかない」の語源になったとのこと。色々と勉強になります。

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いよいよ国宝の本殿が見える中へ入ってお詣りです。本殿の左側に全く同じ造りのこれも国宝の権殿が建てられているのが珍しい構造で、権殿は式年遷宮など本殿が使えない時に仮の本殿として使うそう。本殿、権殿ともに正面の扉に左右2頭の狛犬が描かれているのも珍しい。これらは正面からのお詣りでは見ることが出来ず、貴重な経験ができました。

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裏手には伊勢神宮の遥拝所がありました。

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境内を出ると神山が見えます。

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そろそろ日も暮れてきました。次はこれも国宝、北野天満宮でライトアップ紅葉へ。上賀茂神社前バス停から向かいます。

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