静岡(蕎麦と日本酒)

静岡のランチは人気店「戸隠そば」に初訪問。呉服町店はいつも行列が出来ていますが、駒形通りから少し入ったところにある本店へ。

以前静岡のローカルタウン誌「すろーかる」を見て知りました。すろーかるは内容も装丁もしっかりしたフリーマガジンです。静岡で戸隠？とも思うのですが、ここの「磯おろし」が一押しです。直ぐに席に案内されたのですが1時過ぎというのに客足は途絶えず10人待ちにまでなりました！人気です。

天磯おろしと天丼＋磯おろしセットを注文。磯おろしは、濃い目のつゆの上に蕎麦が盛られ、その上に海苔、天かすと絹さやにおろし、生姜がのっています。天磯おろしは天かすに代わって小海老の天ぷらです。七味は長野の八幡屋礒五郎製の戸隠そばオリジナルで玉ねぎが入っていたりするこだわりの品。

色々な食べ方はあるのでしょうが、ガシガシ混ぜてワシワシ食べてみます。美味い！混然一体となりながらもそれぞれの主張もしっかりとあり、人気なのがよく分かります。越前そばを思い起こされるところもありますが、つゆが違いますしオリジナリティありますね。セットはそばも天丼も少なめではあるもののどちらも8割の量はあります。甘めのタレで王道の天ぷらがしっかりのった天丼も旨し。これで¥1000はお得です。

駒形通りの商店街を歩き、地元のスーパーあおきの前を通り、贔屓の酒屋、酒のとみた屋に寄ります。

主人が揃えたこだわりの日本酒のラインナップが良くて、時に静岡の酒が豊富で、新しい出会いがあります。

久しぶりに行くと日本酒の冷蔵庫が新しくなっています！以前は前の扉の替わりに冷気が逃げないように透明なビニールのカーテンで仕切られていて、手に取りやすくなっていました。日本酒の保管には気を使っていて照明も落とし気味でした。そこの部分にしっかりとした冷蔵庫がデンと並んでいます。ラインナップはあいも変わらず豊富でなかなか目移りがして決められません。その日は主人がいなくて相談出来ず、悩んだ末に森本酒造のとみた屋専売の六代目けいすけと白隠正宗の辛口純米を購入。

けいすけは親子で醸す酒蔵の息子さんが1人で造ったお酒。白隠正宗の辛口純米は燗酒が美味しいと評判でようやく巡り会えました。どちらも楽しみです！