59ROCK DIARY

59からROCKに生きる極楽(59ROCK)人生日記

本の雑誌

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本の雑誌社、数年前神保町をウロウロしていたら偶然発見して感動したことを思い出しました。神保町に移転していたとは知らなかったのです。本の雑誌は、まだ完全に月刊ではなく、本屋への配本を人力で行っていた頃から愛読していました。いつ出るかも分からず限られた本屋で限られた部数しか配本されません。当時会社の最寄り駅近くの本屋に配本されていたので、それこそ毎日会社帰りに本屋に寄ってチェックし最新号を見つけた時は嬉しかったですね。勿論次の号はそんなにすぐには出ませんから、本の雑誌のためだけなら毎日通う必要はないのですが、とにかくほぼ毎日その本屋には寄っていました。その本屋、1度店を閉めましたが、ビールも飲めるカフェ併設のお洒落な本屋として復活しました。ホリイの調査本に、著者の出身地京都河原町通りの本屋の話があります。四条から三条までの間に10店以上の大小特徴のある本屋が並び著者が高校生の時分足繁く通っていたとのこと。目的がなくても全部訪れないと気が済まないその気持ち分かります。自分が高校生の時も部活が終わった後、学校帰りに本屋とレコード屋にほぼ毎日寄ってました。1番利用したのは、中学生時代から御用達の千葉駅ビルのキディランドブックスでしたが、セントラルプラザ(通称センプラ)の多田屋(レコード売場もありました)、自宅最寄り駅前の多田屋(2階がレコード売場でクイーンのデビューシングル、炎のロックンロールを買いました)、名前は忘れましたが昔からある古い本屋とハシゴしてました。京成千葉駅の近くにディスクユニオンが出来てここにも良く行きました。Charのソロデビューアルバムもここで買いました。時は過ぎCharの60歳記念コンサートにも行きましたが、感慨深かったですね。毎日のように通ってもそのたびに買う資金はないので、見るだけのことが多いのですが楽しかったですね。何かを求めていたという気持ちは特段なかったと思うのですが、心の奥底にあったかもしれません。でも出会いは確実にありましたし、多くの知識が身につきました。京都の河原町通りにあった10店以上の本屋は現在全て無くなってしまったそうです。千葉の本屋はまだあるのでしょうか。センプラは無くなりましたし、千葉駅も新しくなりました。