本沢温泉(山神祭と野天風呂)
14時10分山頂出発。ノンストップで降りて15時半ギリギリで本沢温泉到着。宿のご主人の挨拶(今年で137年目とのこと)の後、
皆で山神様に感謝の気持ちとこれからの無事の祈りを込めてお詣りし、
テレビクルー?が様子を撮影しています。地方局でしょうか。17時の夕食前にいよいよ野天風呂に入浴へと向かいます。
5分程で到着すると男女6人が入浴中で4人待っています。女性は水着着用です。のんびり入りたいのと幸い後から誰も来ませんので、待ちの4人が入って出るまで待ちました。
とはいえ座るところもなく、平らなところもほぼないので、脱衣も簡単ではありません。足裏には砂が付き、宿のスリッパで来て歩きにくかったものの正解。そしてついに念願の本沢温泉野天風呂に入湯!
白濁し硫黄臭香る至福の正統派の誰もが望むお湯です。ビールで言えばIPA?温度もややぬるめでずっと入っていられます。今登って来たばかりの硫黄岳を眺めながらの温泉、最高です。つい長湯してしまい17時からの夕食に少し遅れてしまいました。
さあどぶろく飲み放題です。8人席の座敷の1番奥が我々の席。おかずはメインの豚キムチと白身魚フライほか種類も沢山あり、蕎麦、高野豆腐とナルト入りの珍しい味噌汁、ご飯となかなか豪華です。
風呂上がりのビールを飲み、どぶろくへ突入です。どぶろくは桶に入っていて柄杓で湯呑茶碗に注いで飲みます。
濁ってはいますが、サッパリしていてスイスイ飲めます。何でも小諸の酒蔵で醸造しているそうで、度数は17%と少し高めですが、杯が進みます。
桶のお代わりも進みます。同じ卓8人も徐々に打ち解けてきて、会話が弾み、楽しい時間が流れます。何回桶のお代わりをしたでしょうか。永遠に飲み続けられそうでしたが、18時半で終了ということでまたどこかで再開することを楽しみにお開きです。
我々の卓が最後でした!明日は下山するだけなので大丈夫でしょう。もうひとつのお風呂、内湯こけももの湯に入ります。
泉質が全く異なり、鉄臭のするやや濁ったお湯でこれはこれで良い温泉でした。
部屋に戻ってワインを少々飲み、早めに就寝。
朝起きると飲み疲れな感じではありますが、二日酔いではありません。6時からの朝食後、
登山に出発する皆様を横目にサンダルで再び野天風呂に向かいます。青空が覗いています。近づくと丁度出てきた人たちと会い、今誰も入っていないとのこと。
確かに。蓋も閉められています。ラッキー!今日も硫黄岳を眺めながら至福の時を独占です。
気持ちいい〜。またまた長湯してしまいました。
8時チェックアウトに戻らねば。
紅葉も真っ盛りとは言えませんが綺麗に色づいているところもあります。
荷物をまとめて宿を出て、前庭でコーヒータイム。何しろ下るだけなのでのんびりです。
昨日のTVクルーがドローンを飛ばして上空から撮影しています。
雲が空を覆ってきて怪しげな天気になって来ました。
ここまでは天気に恵まれ、山神様に再度感謝を伝え、下山です。
一段下に冬季限定?石楠花の湯があります。
ガスが出てきました。
ゲートまで40分、
そこから駐車場まで40分の1時間20分で無事本沢入口に到着。途中ゲートから軽トラの荷台に乗って降りてきた人達!
空模様を見ながらこれからの予定を考えます。