女木島
男木島から20分で女木島到着。カモメが迎えてくれます。
女木島といえば鬼ヶ島大洞窟。事前に調べたバスの時刻12時20分まで1時間ありますが、総合案内所鬼ヶ島おにの館で取り敢えず切符売り場に行くと臨時便があると言うのでいつ?と聞くと直ぐに出るとのことで急いで切符を買って乗車。ちなみにフェリーの乗船券売場は外に別にあり、船が入港している間は販売しません。
臨時便が出るくらいですからさぞ混んでいるかと思いきや、乗ったのは我ら以外に1人だけの合計3名です!10分程で洞窟入口に到着。
このバスを待って戻る人が沢山います。運転手さんから1時間後の12時35分に向かいに来ますと告げられ、洞窟に向かいます。階段を登って行きますが、早くも鬼が次々と現れます。
お土産屋休憩所の横を通り洞窟入口でチケット購入。入口で係りの人が写真を撮ってくれます。
この洞窟は要塞として作られたものということで、迷路のように掘られており強度も考えられた構造です。所々天井の低いところもあります。
「オニノコ瓦プロジェクト」県内の中学生の作品。
瓦で作られた大量の鬼のお面が所狭しと置かれています。
様々な表情の鬼、見ていて飽きません。
あちらこちらに鬼がいます。
桃太郎もいます。
出口の上に柱状節理が。
島の外周を回り込むように上がりながら展望台へ向かいます。途中男木島が見えます。
展望台から、屋島、大島、高松方面がよく見えます。
今日は天候に恵まれています。
唯一のお土産屋を横目にバス停に戻ります。
先程のバスが迎えに?来ました。満員です。先程は洞窟独占状態だったのですが。
このバスもそれなりに古いのですが、もう1台停っているバスは、錆錆で動くのかと思うくらいですが、後で調べるとオンボロ?バスとして有名のようです。乗客は行きと同じ3人です。
途中作品の近くで降ろしてもらえました。杉浦康益の作品「段々の風」。
斜面に作られた作品から海を眺めると作品を通して風を感じます。素敵です。
この作品への入口にある住吉神社。
13時を過ぎ、男木島でおでんを食べ損なった?こともあり、そろそろランチとしたいところです。瀬戸内ガストロノミーという地の物を使った料理とアートを楽しめるところがありましたが、予約で満席。その先に幟が見えたので行ってみると良さげな食堂です!主食に加えて美味しそうな惣菜も色々あります。
鉄板職人が作る絶品☆焼きそば、地アジフライ、鹿肉コロッケを、連れは冷やかけうどんちくわ天のせ、島産かぼちゃの天ぷらを生ビールと共に注文。
どれも美味しいですねー。ビールとの相性も抜群。至福の時です。店の周りに猫がいて、店内にも入ってきます。
店のおばさんによると、島で時間を決めて餌やりをしてるが待ちきれないのだろうと。以前は猫を放置していたが、増え過ぎてしまったため、男木島では既に行っていた不妊手術を女木島でもするようになり、処置したネコは、耳に切り込みを入れ、その形が桜の花びらのようなので、さくらねこと呼んで保護しているそう。男木島での疑問がここで解決しました。
満足して店を出て、少し戻るとレアンドロ・エルリッヒの作品「不在の存在」。
鏡と組み合わせて対称に配置され不思議な感覚を覚える部屋。
庭は白砂に足跡が順番に窪んで、透明人間が歩いているように感じます。海岸方面に降りていき、8つの作品が展示されている「島の中の小さなお店プロジェクト」、大竹伸朗の作品「女根」を外から眺めます。
海岸に出るとこんなオブジェが。風で回ります。
この辺りは女木島大祭のクライマックス、太鼓台の御神輿が海に入る場所です。(おにの館の資料館の映像で見ました。必見!)禿鷹墳上の作品「20世紀の回想」。
ピアノの上にマスト。海へ奏でる音楽でしょうか。モアイ像。
そして港の象徴、木村崇人の作品「かもめの駐車場」。
300羽のカモメが一帯に配置され、風の吹く方向で向きを変えます。港の入口にあるおに灯台への堤防。
船がやって来ました。
赤い灯台へと続く別の堤防にもカモメが。こちらは2列です。
基本皆同じ方向を向いているのですが、たまに逆を向いていたりするのがご愛敬です。
海岸沿いの家は、正に石垣で護っています。オーテというそうです。
KOURYOUの作品「家船」。シュールな空間です。
港に戻ると出航30分前ですが既に列が出来ています。フェリーがやって来ました。
乗船しデッキで風を受けながら高松港へと向かいます。