59ROCK DIARY

59からROCKに生きる極楽(59ROCK)人生日記

スーツ

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この本を読むと自分がスーツに関する知識がなくスーツを選ぶことに対していかに気を使っていなかったかを痛感させられます。40年近く仕事の時はほぼ常に着用していたにも関わらずです。もちろん色、柄、デザインを見て試着して買ってはいました。でも自分に合ったスーツを選ぶということに関して全くと言っていいほどするべきことしていなかったことが分かります。この本は、出版業界の人達(作家、編集者など)が普段着慣れないスーツを文学賞の受賞式でのスピーチなどでどうしても作らざるを終えず、著者が同行してのスーツ購入ストーリーが描かれています。そしてどの人もその人に合ったスーツが選ばれさらにスーツを着ることで皆スタイリッシュになっているのです。勿論それなりのお値段のオーダーが中心ですが、それにしても絶対に買えない程のものではなく、普通の価格の場合もあり。これまでそういう機会をつくれなかったことを後悔させられます。スーツをやるべきことをきちんとして作るやることはなかなか難しそうではありますが、とにかく一度自分に合った(何をもって合うとするかが難題ですが、少なくとも脚が長くスタイリッシュに見える)スーツを作ってみたいと強く思いました。そして、古いスーツは皆捨てようと強く思った次第です。登場人物の中に敬愛する宮田珠己さんもおり、当然面白いルポとなっていますが、今日は朝日新聞夕刊、毎月第一夕刊発行水曜日。宮田珠己さんの月1連載コラムの日。楽しみです!