59ROCK DIARY

59からROCKに生きる極楽(59ROCK)人生日記

五所川原(立佞武多)

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五所川原駅前から立佞武多の館へ向かいます。

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高さ20mを超える巨大な立佞武多(たちねぷた。「ねぶた」ではなく「ねぷた」)が練り歩く五所川原ねぷた祭。TVで見て実物を見たくなり訪問です。駅前にも格納庫?があります。

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所々凍っている飲み屋街の裏道を慎重に進むと吉幾三コレクションミュージアムなるものを前方に発見。

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略してYCM⁉︎五所川原出身のようです。行きません。右折して大通りに出ると目的地、立佞武多の館に到着です。

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リゾートしらかみ乗車券で入館料1割引となり、大人の休日倶楽部パスで立佞武多の表装紙で作ったしおりをいただきました。まずエレベーターで一気に最上階まで上がります。すると高さ22m重さ19tの巨大立佞武多3体が眼に飛び込んできます。

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上に行くにつれ拡がる構造で主人公が最上部に配置されていますのでその顔と同じ高さの目線で見ることができ大迫力!

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上から見下ろすとこれまた大迫力です。

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ここから3体の立佞武多の周りを螺旋状に下るスロープが下まで設置されていて、壁に展示されている歴史や祭りのあれこれを学びながら下ります。

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それらによると、五所川原ねぷた祭は、明治から大正にかけて巨大化した立佞武多の山車が、市内に電線が張り巡らされるにつれ街中の運行が難しくなり徐々に低型化し立佞武多が無くなってしまった。時を経て1993年昔の設計図と写真が発見されたのをきっかけにボランティア活動が立ち上がり1996年に80年ぶりに復活。その後五所川原市が支援して夏祭りとして運行され現在に至るとのこと。

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祭りの時にこれらの立佞武多が出陣する大きく開く扉があります。金魚ねぷた

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幸せを呼ぶ金魚として、その昔津軽藩で産業として育てられていた津軽錦という品種の金魚をモチーフとして作られているものだそうです。徐々に下り、下まで降りてきました。下から見上げる立佞武多も大迫力。街中を動く様はさぞかし勇壮なものでしょう。

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毎年新しく1体が作られて3年前に作られた1体は解体されるそうです。おそらくこの立佞武多は見納めです。

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それにしても凄いものを観ました。売店で御所川原赤いりんごのソフトクリームが気になって買ってみました。

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爽やかな酸味で美味しい!この赤いりんごは津軽鉄道売店で買ったどら焼きにも使われていましたが、皮に含まれる赤い色素が多く中身も赤い(芯まで真っ赤ではないようですが)品種だそうです。ソフトクリームを食べながら駅に向かいます。

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振り返ると立佞武多の館が広い通り沿いに見えますが、電線が見当たりません。立佞武多の通行のためでしょう。それにしても今日は天候に恵まれています。10分とかからず五所川原駅に到着。青森市内へと向かいます。