59ROCK DIARY

59からROCKに生きる極楽(59ROCK)人生日記

吾輩は猫である

f:id:yasu5969:20200308095548j:plain

お勧め本「ホリイのゆるーく調査」で夏目漱石の作品を対象にいくつか調査してます。役に立つかというとそんなことはないのでが⁉︎琴線に激しく触れたのが、その中の1つ「吾輩は猫である」の注釈に関する調査です。文庫版には注釈が付いていて、岩波文庫新潮文庫で内容が異なるところから話が始まります。実は小学生の時初めて買ってもらった文庫本が「吾輩は猫である」でしたが、この記念すべき本の注釈が嫌で、十数ページ読んだだけで断念し、以来今日までこの超有名な作品を読めていないのです。どうも注釈があると本文に入り込めずそれなら注釈を読まなければいいじゃないかというと、あるものを無視することが出来ない性分なのです。記念すべき文庫本は本棚にまだ保管しています。どこの文庫かというと、今はなき旺文社文庫!なぜ旺文社文庫を選んだのかは記憶にありませんが、なんと外装箱入りです。箱に入っていたお陰で、中身は50年近く経っているとはとても思えない綺麗な状態です。

f:id:yasu5969:20200308095643j:plain

超久しぶりにページをめくってみると、超有名な書き出し「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」の「吾輩」にもう注釈が付いています!「吾輩=おれ」この注釈必要ですか!漱石が決して嫌いな訳ではなく、本棚にあった猫以外の作品は読んでいます。

f:id:yasu5969:20200308095958j:plain

息子にあげてここには無い「こころ」も読んでます。しかしながら超有名作品「坊ちゃん」は読んでません。坊ちゃん列車には乗ったことがあり、坊ちゃん団子を食べたことはありますが。何が心の奥底に潜む理由があるのかもしれません。ホリイの吾輩猫に関する調査は、読んだことがあるないに関わらず面白いので、是非ホリイの本を買って読んでみて下さい。図書館で借りたんじゃないの?そうなんですが、好きな本は手元に置かねばならぬということで、晴れて購入いたしました!ので、堂々とお勧めさせていただきます。

f:id:yasu5969:20200309174306j:plain